先日「エイリアン4」を見て、こいつらの繁殖方法はどうなってるん(正確にはどうゆう設定)だろうとふと思った。調べて見ると、
「エイリアンの生態」
体がシリコンベースで、生まれたときに宿主から遺伝情報を一部受け継ぐ特徴がある。なるほど、だからシリーズごとにエイリアンの種類が違うわけか。繁殖に宿主を必要とする面倒くさい手段をとるかわりに、環境に適応するための加速的進化ができるようになってるわけだ(大抵、宿主はその場の環境に適した生物であるはずだから)。毎回脚本家や監督がかわっても映画の本質が損なわれていないのは、理系の心をくすぐりかつ巧妙に設定されたエイリアンの生態システムにあるのだろう。どこかの政府も見習って欲しいものじゃ。
話が一時的にそれるが、某週刊誌で子供を作らない理由ベストXXなるものが掲載されていた。夫の子供は欲しくないとか(笑)、自分の親が近くにいないので育てる自信がないとか、つっこみどころ満載の記事だったのだが(多分、子供のいない夫婦からアンケートとってるんだろうな)。皇族様ですら一子相伝継承者に頭を悩ましている昨今、一般市民に対してどうにかせーよといわれても困ったものなのである。
表向き、少子化傾向が長期的に継続すると国力の低下が最も懸念される事とされている。しかし、中国なんかは党みずからが少子化政策を打ち出して人口抑制したぐらいなので、自動的に少子化になるのは手間が省けてよいではないかとも思う。
では、なぜ数十年前から予見されていたにもかかわらず少子化問題をいまさらながらに重要問題としてとりあげられるかと言うと、年金や税制のシステムが「人口がねずみ講的に増大し」「平均寿命も変らないだろう」という前提で構築されているため、ある意味、既得権益者達が慌てているといったとこなのだろう。
かく言う私も少子化に貢献している方の母集団に属しているので、この問題に対してどうあるべきだとか議論する気はない。個人的には、犬や猫を我が子のようにかわいがるくらいなら人間の子供を世話してやれよとは思う。
世の中の仕組みはなんでもそうなんだが、環境が変化したときに仕組みがすぐに追いつくようにあらかじめ考慮されていなければならない。それは、映画の脚本や映画に出てくる生物の設定だけでなく、国の政策などにもいえるんだが昨今の中年未満層は小賢しい知恵だけはあるのでみんな薄々気づいているのかもしれん(何に気がついているのかは自分で考えてね)。
話をエイリアン側の方に戻す。種が反映するためにはパッと見で単性生殖がよさそうに思えるが、環境への適応性が乏しい(同じ遺伝子コピーなので)のと、繁殖の簡易性からあっという間に満員御礼になって環境資源を食いつぶすので高等生物向けではないのは生物学の授業で習った人もいると思う。もし人間が単性生殖だったら、身分制度でガチガチに固められた社会で突然変異等で生まれた優秀な遺伝子グループによる支配社会構造か、複数の遺伝子グループによる小競り合いが延々と続く社会構造になっているように思う。
かといって、有性生殖も遺伝子シャッフルと放射線等による突然変異しか期待できないわけで、数千年くらいで種として飛躍的に進化するのは無理がある(科学技術の発達や改造手術とかは除いてw)。そう考えると、宿主から遺伝子を頂戴する高等生物ってのは(エイリアン1でどこまで練られていたのか不明だが)よく考えられた脚本だなあと関心する。
ワトソンとクリックがDNA二重らせん構造を発見したのが1953年だから、エイリアン1(1979年)の製作時点で遺伝子の概念はあったはずだが、1の映画では詳しく触れていないのではっきりしたことはわからん。
最近は、シガニー・ウィーバーでは色々な意味で厳しくなってきたので「エイリアンvsプレデター」の方向になったのかもしれないしね。
まあ話は色々それたが、少子化問題も平凡な対策だけでは焼け石に水ってことが言いたかった。なにしろ、発展途上の国や時代の方が子供は沢山生まれるわけだから、何かが大きく矛盾していると言わざるをえない。
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